今回はシャープから発売されたスチームオーブンレンジ 「ヘルシオ AX-XA20」の評価レビューをしていきます。
プロが使うオーブンと同じで水だけで料理を焼くことができるのはヘルシオ最大の特徴で、気になっている人も多いと思います。
この記事では「ヘルシオ AX-XA20」を実際に使ってみて感じたメリット・デメリットを含めて詳細に解説してますので、ぜひ最後までご覧になってくださね。
- ヘルシオを実際に使ってみた評価レビューを知りたい
- ヘルシオの機能について知りたい
- パナソニック ビストロとの違いを知りたい
- 電磁波が気になるので過熱水蒸気で料理を焼きたい
- 家族が増えたので大きめのスチームオーブンレンジを探している
ヘルシオ AX-XA20を評価レビュー
それでは、早速ヘルシオ AX-XA20をレビューしていきます。
料理の焼き具合と美味しさ
料理をしていて一番気になるのが焼き具合と美味しさですよね。
ヘルシオのスチーム調理が如何ほどなのか検証してみました。
ラップなしで温めてみた
ヘルシオのしっとり温め機能を使って、ご飯を温めてみました。
レンジだとパサパサしてしまうことがあったのですが、ヘルシオのしっとり温めだと米の中に水分がしっかり入って美味しく仕上がりました。
ただ、そこの深い茶碗を使ったときは、表面しかふわふわにならなかったので注意が必要です。
蒸し野菜は甘みが出ておすすめ
野菜を蒸したところ、旨味を逃さずに温められていました。
これは評判通り加湿水蒸気で調理するため、水分を与えながら加熱でき、食材の持つ旨味や甘みが引き出されているため。
ヘルシオは他メーカーの加湿水蒸気と異なり、独自のウォーターヒートを採用しておりプロが使用するオーブンと品質が同じなのです。
ウォーターヒート技術を使うことで、最初から最後まで水の力だけで、安心して食材を加熱することが可能。
ハンバーグは良い感じの焼き目が付いてジューシーに仕上がる
ハンバーグを焼いてみました。
焼き目が上手く付いて、肉汁も閉じ込められててとても美味しく焼けました。
2歳の娘はハンバーグをあまり食べないのですが、バグバグ美味しそうに食べたのにはビックリでした。
30Lサイズはかなり広くて大家族向け
庫内は、幅395mm × 奥行305mm × 高さ240mm とかなり広めのサイズで、大きな皿を2枚並行して配置することができました。
以前の電子レンジは庫内が小さかったので、大きい皿で料理を温めるときには1つ温め終わるのを待ってから、もう1つ温めるということをしていました。
ヘルシオ AX-XA20は庫内が広い分、以前の電子レンジよりも温める時間が半分に短縮できました。
コップも余裕がありますね。
ただ、平皿は斜めに置いても干渉してしまい、ちょっと浮かせながらでないと入りませんでした。
2段同時調理は共働き夫婦におすすめ
ヘルシオ AX-XA20の大きな特徴は2段同時調理。
我が家ではこの機能のお陰でガスコンロが稼働しない日もあり、キッチンから離れて安心して調理することができるようになりました。
小さなお子さんがいたり、共働きしている夫婦にとって2段同時調理はかなり助かる機能と言えるでしょう。
無線LANで自宅のWi-Fiに接続可能|音声で何を温めたいか指示できるので、複雑な操作は不要!
ヘルシオ AX-XA20にはIoTの機能が盛り込まれており無線LANで接続することで、スマホアプリ「COCORO KITCHEN」でメニュー検索してヘルシオにダウンロードしたり、音声操作を使いこなすことができます。
特に音声操作は便利で、例えば、「今日何食べよう?」と質問すると、他の人がよく作るメニューをAIがリストアップしてくれます。
音声操作の例
- 天ぷらをあたためたい
-
「サックリあたため」を使ってね
- レンジ・600W・3分でお願い
-
レンジ・600W・3分でセットしたよ
例えば、冷凍食品を買ってきて、音声操作でレンジ・ワット数・分数を読み上げるだけでレンジ設定してくれます。
手動操作だと冷凍食品のパッケージと電子レンジの設定を交互に見ながらセットする必要がありますが、音声操作ならパッケージを読み上げるだけで済むので設定をミスる危険がなくなるのは案外良いかもしれません。
タッチパネル操作は2〜3日で慣れた
今まで使ったことがないタッチパネル仕様なので、難しいのかな?と思っていましたが、タッチ操作は2〜3日くらいで慣れました。
何より後述の音声で温めたいものを言えば、ヘルシオが勝手にレシピをリストアップしてくれるので複雑な操作をしなくていいのもヘルシオの魅力です。
サイズが大きいので余裕のある置き場所が必要
当たり前ですが最上位モデルだけあって、かなりサイズが大きいです。
キッチンスペースには、なんとかギリギリ入りましたが奥行きもそれなりにあるので、購入前には必ず収納スペースが足りているか確認するようにしましょう。
水タンクの入れ替えはやはり手間
ヘルシオに限らずスチームオーブンレンジを使う以上、水タンクのメンテナンスが必要になります。
毎回、水タンクを入れ替えるのは手間がかかって面倒なのが正直な感想です。
ただ、水タンクの中に残った水滴が気になりますが、分解できるので完全に乾かすことができるのは衛生上Goodポイント。
手動以外で調理するときは残り時間が最初から表示されない
ご飯を温めるときは、中にご飯を入れてあたためスタート
を押すだけで自動的に温めてくれます。
しかし、残り時間が表示されないのでいつ出来上がるのか予測しにくいのが気になりました。
これは、常にセンサーが食材の温度を検知しているためだと想像しますが、できれば目安の時間がほしいところです。
ヘルシオ AX-XA20とビストロ NE-UBS10Aをスペック比較
続いて、ヘルシオ AX-XA20とビストロ NE-UBS10Aのスペックを比較していきます。
項目 | ヘルシオ AX-XA20 | ビストロ NE-UBS10A |
---|---|---|
デザイン | ||
色 | レッド/ホワイト | ブラック/ホワイト |
タイプ | スチームオーブンレンジ | スチームオーブンレンジ |
総庫内容量 | 30L | 30L |
2段同時調理 | ◎ | △ |
外形寸法 | 幅490mm × 奥行430mm × 高さ420mm | 幅494mm × 奥行435mm × 高さ370mm |
重量 | 約25 kg | 約19.9 kg |
ドア(開き方) | たて開き | たて開き |
レンジ出力 | 1000/600/500/200 W | 1000/800/600/500/300/150 W |
オーブン 温度調節範囲 | 65〜300℃ | 70〜300℃ |
無線LAN | ◎ | ◎ |
音声案内 | ◎ | ☓ |
搭載センサー | 64眼赤外線ムーブ らくチン!(絶対湿度) 温度センサー | 64眼スピードセンサー とろみセンシング |
外形寸法は両者ともほぼ同じですが、ヘルシオの方が高さがある分、2段同時調理には向いていると考えます。
また、音声案内はヘルシオにしか付いていない機能となっており、今後のバージョンアップにも期待が持てそうですね。
ヘルシオの口コミ情報
第三者の意見も参考にしたい方もいると思ったので、口コミを集めてみました。
- 焼き、炙り(揚げ)、炒め、蒸し(煮る)の4種類のボタンを押すだけで自動調理してくれるのは非常に画期的。
- オーブン使用時も左右が熱くならないので、周りを広く取る必要がないのが有難い。
- 購入して3ヶ月経ったが、月に一度のクエン酸洗浄と、蒸し機能を使ったついでに庫内を拭き掃除してある程度綺麗に保てている。
- 現時点で自動調理できるオーブンレンジを選ぶのなら、ヘルシオ AX-XA20以外に選択肢はないと断言できる。
- トーストをひっくり返す必要がない。
- 稼働音は普通の電子レンジと大差ない。
- デザインが古臭い。
- 動作してる時はテレビの音をギリ邪魔しない程度の音がする。
まとめ
最後にまとめます。
コメント